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ベランダの汚れの落とし方プロが解説!



皆さんお困りの汚れたベランダ掃除を、徹底的に伝授したいと思います!



:目次


 


2.ベランダ掃除に必要な道具と洗剤




掃除方法を知りたい方はまとめをご覧ください。

 


1.ベランダの汚れの落とし方プロが解説!


ベランダ汚れ、気づいた頃にはひどい状態になっていること多いですよね💦

洗濯物を干したりしますし、綺麗にしておきたいですよね。

ベランダ汚れを掃除のプロが徹底解説します!

ブックマークしておいて、損はありませんよ☝️







・ベランダが汚れる原因


ベランダが汚れるのは「日当たりの悪さ」が原因で汚れるって知ってました?



日当たりが悪いと雨が降ってから乾くまで時間がかかります。濡れている間はホコリがとてもくっつきやすくなります。

そして、そのくっついた汚れが次第に層のように重なり、皮膜状にこびりついていくのです。


ちなみに、方角でいうと、北面は一番日照時間が短かいので、日当たりが悪くなります。

ですので、他の方角の面と比べ、汚れが酷い傾向にあります。










ベランダに発生する汚れの種類


ベランダに発生する汚れは、大きく分けて2種類あります☝️






①:ホコリ汚れ




「砂」「排気ガス」などはちりとなって車や風で舞い上がり、普段からそこらじゅうを浮遊しています。

そのホコリは、雨や湿気などにより密着度が上がることでくっつきやすくなります。


そして密着したホコリ汚れがそのまま乾き、被膜状になり黒く汚れて行くのです。



雨が当たる場所の汚れが目立っています

このように、軒が出ていて雨が当たらないような場所は、被膜状にならないので汚れが目立ちません。

逆に、雨がよく当たる場所は黒く汚れています。




 



②:生き物汚れ




生き物汚れには「苔」と「カビ」が存在します。

カビは室内の水回りに多く発生しますが、苔は基本的に屋外に繁殖します。





どちらもベランダに発生しやすく、水捌けが悪くジメジメした場所に出てきます。



生き物汚れには、アレルギー炎症を引き起こす物質などが含まれており、大変危険な汚れです。

年間で1,000人以上の方が、カビが原因で亡くなっています。詳しい内容はこちら




 

2.ベランダ掃除に必要な道具と洗剤



では先ほど紹介しました、ベランダで発生する汚れ「ホコリ汚れ」と「生き物汚れ」の掃除をするために必要な掃除道具をご紹介します。






・ベランダ掃除道具


 

①:高圧洗浄機


高圧洗浄機があれば他の道具はほとんど必要なくなるほど便利な掃除道具です。

カビは長年生息していると根がはっているので、拭き取ったり表面をブラシで擦ったりした程度では、なかなか落ちません。

ですが、高圧洗浄機なら比較的簡単に落ちます。また、塗装の種類によっては高圧洗浄でしか汚れが落とせない場合もあります。


また、高圧洗浄機をベランダで使用する際は、下の歩行者や下および隣の住民の迷惑にならないように注意をして掃除を行ってください。




 


②:デッキブラシ


デッキブラシは、高圧洗浄機では落ちない汚れなどを除去する場合にオススメです。

先程の説明で、高圧洗浄機は万能であり、ブラシでは落ちないと説明していたのに、矛盾していると思われるかもしれません。確かに高圧洗浄機より汚れを落とせる掃除道具はないのですが、高圧洗浄機の威力を出し過ぎると塗装を傷付ける恐れがある場所などはブラシで擦るしかないのです。




 


・ベランダ掃除洗剤


「ホコリ汚れ」には中性洗剤

例えば。。。

  • カーシャンプー

  • お風呂用洗剤

  • マイペット  etc...





洗剤の容器には、成分の記載が必ずしてありますのでご確認ください。


 

「生き物汚れ」には塩素系漂白剤

例えば。。。

  • カビキラー

  • カビハイター

  • キッチンハイター  etc...


⚠️混ぜるな危険と記載してある洗剤が「塩素系洗剤」か「酸性」洗剤です。



 

※塩素系洗剤の使用注意


1.有毒なガスを発生する恐れがあるため、塩素系洗剤と酸性洗剤は絶対に混ぜないでください。


2.塩素系洗剤は読んで字のごとく、塩が含まれています。ですので「鉄」「ステンレス」は錆びるので使用しないでください。


3.長年使用していない水道や井戸水などと一緒に使用しないでください。水に鉄分が多く含まれている際は、鉄分が錆びて水が錆だれに変わり掃除がとても大変になります。








 


3.ベランダ掃除をプロが解説!

掃除方法まとめ


①まずは、掃除する箇所全体を水で流しましょう!



掃除をおこなう場所全体を軽く水で流してください。水道ホースを使用して表面の汚れを流す感じで、濡らしていきます。

表面の汚れを洗い流すと同時に、汚れを落としやすくします



こびり付いたホコリ汚れを水でふやかして落ちやすくします。


全体が濡れたら2〜3分ほど放置してください。

この間に、掃除道具や洗剤を近くに準備しておくと、ちょうどいい時間になりますね。



 


②高圧洗浄機を使用して洗い流します!



⚠️サイクロンタイプは素材を傷付ける恐れがありますので、高圧洗浄機を使用する際は必ず扇タイプを使用してください。




高圧洗浄機で掃除をすると、床だけでなく壁や柵、網戸など全て洗えます。


また、サッシやレール、隅など細かい部分も簡単に掃除ができるのでとても便利です。


ただし、高圧洗浄機は音が大きいので日中に使用することをオススメします。

そして、下の歩行者や、下の階やお隣のベランダへ迷惑がかからないよう、吹き付ける方向にも注意をしてください。



 

③中性洗剤を使用し、ブラシで擦る




高圧洗浄機に取り付けられる、泡噴射ノズルを使用すると便利ですね!

お持ちでない方は、100均などでも売っているスプレイヤーを使用するのもOK!











ベランダを全て隅から隅までブラシで擦るのは骨が折れますよね…


高圧洗浄機があれば擦る作業もいらない場合があります。


汚れのこびりつきがひどい場所や、周囲の迷惑になり高圧洗浄機の吹けつけが難しい部分は、ブラシを活用することをオススメします。

洗剤やブラシは汚れ具合に応じて使用してください。




 

④洗い流す



一通り掃除が終了したら、全体を水で洗い流してください。


⚠️洗い流す際は水道ホースを使用してください。高圧洗浄機は使用しないでください。



洗い流しながらブラシで掃くように擦ると、よりキレイにすることができます。




ここでキレイに流しても、高圧洗浄機やブラシでは落とせない頑固なカビが残ると思います。


次はカビ除去&予防です!






ホコリ汚れしかない方はここで作業終了です。


ここからは、生き物汚れ除去+予防対策になります。

ホコリ汚れしかなかった方も、予防対策としてご一読いただき、生き物汚れが発生する前に対策されることをオススメします。


 


⑤生き物汚れ掃除



ここで登場するのが塩素系漂白剤です。


⚠️使用される水道水が錆だれになる要素を持っていないかチェックしましょう!



 

✅:キッチンペーパーや布巾にお使いの水を染み込ませて絞ってください。

その後、塩素系洗剤を塗布し、乾くまで待ちましょう!黄ばんだり、色が変色しなければ大丈夫です!

 





1.掃除後に、目に見えてカビが除去できていれば約100倍に薄めて全体へ塗ってください。

塗った後は洗い流す必要はありません。塩素系洗剤は蒸発する性質を持っていますし、ここまで薄めていれば放置していても問題はありません。


 


2.洗浄後もカビだとわかるほどの状態の場合は、カビの根が深い証拠です。そのままカビに吹きかけて10分ほど放置して、しっかり洗い流してください。


これだけではカビは死滅しないので、こまめに何度か繰り返してください。



②と⑤を数週間おきに繰り返し行うことで、完全に死滅させることができます。




今回の掃除は高圧洗浄機があれば楽に掃除できます。

高圧洗浄機を使用すると、網戸や車も楽に掃除できるのでオススメできる掃除アイテムですね!










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