屋外専門の清掃会社 外構洗浄 ばすたーず。の太田です。
日頃から高圧洗浄機を使用しているプロの視点から、レビュー記事を書いていきます🗒
:目次
・収納力
1.アイリスオーヤマ高圧洗浄機レビュー(良い点)
まず初めに良い点を挙げます☝️
高圧洗浄機は色々なメーカーから販売されています。それぞれ大きさや使い方、威力、付属品などが異なり、驚くほど種類があります。
その中で、今までに私が使用したことのある家庭用高圧洗浄機は「ケルヒャー」「リョービ」「アイリスオーヤマ」の、3社の高圧洗浄機を使用したことがあります。
使いやすい
アイリスオーヤマSBT-512N高圧洗浄機は、他社の家庭用高圧洗浄機と比較しても、かなり使い勝手がいいです。
その理由は!
軽くて移動がしやすい
タンクに水を入れるのが楽
使用までの組み立てが簡単
以上の3つの理由から、アイリスオーヤマSBT-512N高圧洗浄機の使い勝手が良いと思いました。
【アイリスオーヤマSBT-512N高圧洗浄機の乾燥重量】
見た目はかなり大きいですが、9.95kgであり意外と軽いです。
上のタンクを外した状態にしても、本体自体にも取手が付いています。ユーザーの使い勝手を考えて作られていると感じました。

先程の話にも少し出てきましたが、タンクと本体は取り外して別々にすることが可能です。
外したタンクは四角いバケツです。
四角い形なのでシンクや流しにもすっぽり入り、とても使いやすく感じました!
また、使用したい場所の近くに水源がない場合、本体とタンクが取り外せる上、取手もついているので、家の中や少し離れた水源からバケツの要領で持ち運びができるところがいいですね。

タンクと本体ってどう繋げるのだろう?大丈夫かな?と使用する前は思っていました。
しかし、使ってみると、簡単!!
なんと、本体の上にタンクを置くだけで使用できます!
排水部分については、ガンを組み立て、高圧ホースとガンを本体に繋げるだけで使用可能!
スイッチもON /OFFしかないので、とりあつかいが大変シンプルで簡単です。
お湯が使える

家庭用高圧洗浄機では珍しくお湯が使えるのが驚きです!
このあたりは、ユーザーのことを考えた配慮があり、アイリスオーヤマの良さだな思いますね!
こんなのあったらいいな。を実現されるアイリスオーヤマさん、さすがですね!👏
なぜ、お湯が使用できる高圧洗浄機が良いのかというと、
汚れを落とす上で、40℃以上のお湯は非常に効果的なのです。
実際、屋外の掃除は冬におこなうより夏場(暖かい日)の方が汚れを落としやすいのです。油汚れやこびり付いた汚れなど、普段もお湯を使った方がよく落ちますよね!
ですので、こちらの高圧洗浄機ですと、キッチンの換気扇類をお風呂場へ持って行き、お湯を使用して高圧洗浄機で洗い流すなんてこともできるのです。
⚠️50℃以上のお湯はホースを痛める恐れがあるので使用しないでください。
収納力
タンク式なだけあって、上部のタンクの中に付属品などを片付けることができるので、収納力は抜群!

このように、タンク内にガンなども収納できるのは非常に助かります。このためにガンも小さく分かれていて組み立て式かもしれませんね。
高圧洗浄機は付属品が多く、収納に困ることが多いです。頻繁に使うからと外に置いていると、日に当たり雨風で劣化し、水漏れの原因になる場合があります。収納しやすいことは、非常に重要だったりします!
付属品を片付けても、まだ少し余裕があります。ちょっとしたお掃除道具も一緒にしまっておくことができますので、非常に高い収納力を持っています!
2.アイリスオーヤマ高圧洗浄機レビュー(悪い点)

続いて悪い点をご紹介します。
正直悪い点はない!!と言って良いほど、ユーザー目線で使いやすい設計がされているな、と感動すらあります。
しいて言うなら、ここが気になる??部分をご紹介します。
作動音が気になる
家庭用高圧洗浄機の静音タイプのモーターは、一般的に「インダクションモーター」が採用されているケースが多いのですが、「アイリスオーヤマ(タンク式高圧洗浄機)SBT-512N」の場合、「ユニバーサルモーター」が採用されているので「インダクションモーター」に比べると音が大きいように感じます。
・「ユニバーサルモーター」はHzの制限がなく100vで使用できます。
・「インダクションモーター」は地域にあったタイプの物を使用しなければ故障の原因になります。
東側は50Hz、西側は60Hzの電気が送られており異なります。
威力が弱め
最大許容圧力:約8.5mpa
最近の家庭用高圧洗浄機の中では、若干威力が弱いです。
ですので、コンクリートなどを掃除する場合、汚れの落ち方が他の製品に比べて劣ってしまいます。
動画をご覧いただければ分かるように、他の高圧洗浄機と比べると威力の無さが分かるかと思います。
ですが、実際には、価格1万円台の商品の中ではよくある一般的な威力とほとんど変わらないので、価格相応といったところだと思います。