ちょっと待って!ホントに塗装が必要ですか?




画像の「〈 〉」クリックしてスライドしてください。

洗浄前と洗浄後をご覧ただけましたでしょうか?


こちらの塀の面積(40㎡)の塗装相場は「10坪(40㎡) 約20~40万円」が相場だと言われています。

ですが、清掃だと30,000円程でキレイになります!


また、塀は塗装しない方がいいんです!!なぜ塀は塗装しない方がいいのか?詳しく解説したいと思います。


 目次

  1. 塀の素材

  2. 塗装しない方がいい理由

  3. まとめ

 

1.塀の素材

塀と言っても様々で、種類がたくさんあります。


主な塀の種類はこちら

  • タイル張り

  • レンガ積み

  • 化粧ブロック積み

  • 自然石張り

  • コンクリート打放し

  • 生垣

タイル張り


レンガ積み

化粧ブロック積み

自然石張り

コンクリート打放し

生垣


 

この中でセメントを使用していないのは何だかわかりますか?


そう、生垣のみです!



 

2.塗装しない方がいい理由

ここから本題です。

先ほどの画像で紹介した塀の種類ですが、6つのうち5つがセメントを使用している塀でした!


「コンクリート」「レンガ」「モルタル」などの主成分がセメント類でできているものは、塗装すべきではない材質なんです!


セメント類はなぜ塗装をしない方がいい?

理由は2つ!



1つ目:塀の水分が抜けない

劣化した塀はスカスカになり、水分が内部にまで染み込む状態になります。

また、内部にまで浸透した水は、塀の強度を上げるために入っている内部の鉄筋(鉄棒)を腐敗させて、塀を弱らせます。

メンテナンスを怠るととても危険です。塗装していると劣化に余計に気づきにくくなります。


2018年に起きた事故事例

小学校のブロック塀が倒れ、登校中だった小学4年の女の子が下敷きになり亡くなった。

塀が弱り、脆くなることで、このような痛ましい事故が起こり得るのです。




2つ目:すぐに剥がれる

劣化した塀の内部にまで浸透した水が、蒸発しようとします。ですが塗装で蓋をされているので塗装を押し上げ、塗装を浮かせたり、素材その物が剥がれ落ちるので剥がれやすくなります。

浮いた塗装と塀の間に水が溜まり塀の素材のセメントを酷く劣化させていきます。




セメント類を劣化させる酸性雨

近年は環境問題が世界的に注目されていて、国連でもその取り組みを発表するほどです。その中の一つである酸性雨に関係があります。


酸性雨の原因は、自動車や工場から排出される硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などです。これらが大気中で、硫酸(H2SO4)や硝酸(HNO3)といった強い酸に変化し、これが雨・霧・雪などに溶け込むことによって酸性雨となります。 酸性雨は、硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)を多く排出している地域だけに降るとは限りません。なぜなら、酸性雨は原因物質の発生源から500~1,000kmも離れた地域に運ばれ、国境を超えた広い地域にわたる現象になることもあるからです。ですから、日本で発生したものが他の国で降り、その逆が起きる可能性もあるのです。


引用元:環境再生保全機構


セメントは強アルカリ性なので酸性との相性が非常に悪く、コンクリートやブロック内部のセメントを酸性雨で溶かしてしまい、塀がスカスカに脆くなってしまいます。


 

3.まとめ

新築の塀から塗装をしていないお宅では、汚れた塀が気になるからと、リフォームによる安易な塗装はしない方が良いです。

せっかくお金をかけたのに塗装がすぐに剥がれたり、塀その物を腐食させては、本末転倒です。結果、のちに、余計な費用がかかってしまう可能性が大きいのです。


ですので、塗装ではなく清掃により、元のものを大事に守りながら、きちんとキレイにすることをおすすめします!


せっかく購入した、大切なお家の顔「外構」、キレイに長持ちさせたいですよね。